駐車場代金踏み倒しや家賃滞納が次々と発覚し、金銭トラブルの渦中にある和泉元彌(32)ファミリーに31日、新たな金銭騒動がぼっ発した。
同日夜、沖縄県石垣島で行った公演の取材に集まった放送各社に対し、母・節子さんが「著作権」を理由に30万円の支払いを要求。公演取材での金銭要求は異例で、各局もこの要求を突っぱねたが、結果、和泉サイドも公演取材を認めなかった。
節子さんは30日、石垣島に先乗り取材に訪れた報道各社に対し、31日夜の公演後に会見を開くことを明言していた。しかし、31日朝になって前言を撤回。テレビ局に対し、「公演の映像を撮りたいなら、著作権ということもあるから、(1番組につき)30万円払って」ととんでもない要求を突きつけた。
30万円という“著作権”が法外なら、取材に金を要求すること自体、論外。石垣島入りしていた各局ワイドショーのリポーター、ディレクターらもこの要求に困惑の色を隠せず、対応に大わらわとなった。
節子さんとの直接交渉に乗り出したものの、節子さんは午後には電話にも出なくなり、“雲隠れ”。午後3時ごろには元彌が1人で会場入りし、節子さんの姿はなかった。
結局、30万円の支払いは“全局一致”で拒否したため、舞台取材はできず、わざわざ石垣島まで向かった報道陣も一般客同様にチケットを購入しての“観戦取材”を余儀なくされた。
そもそもこの公演でも金銭トラブルが発生していた。和泉側は期限までに会場使用料17万9300円を支払わず、30日になって会場側に使用料を納め、ようやく開催が正式に決まった。
今回の30万円要求にも、金銭的困窮の影もちらつくが、金銭をめぐる話題ばかりで注目されていては、本業に身が入るわけもない。
ライブドアニュース2007/4/1
元彌ファミリー報道陣に30万円要求